ACID Pro10.5のWindows11へのインストール
ACID ver.10 には、STEM MAKER(音源分解ソフト)が含まれているが、Windows11 にインストールできないので、とりあえず、STEM MAKERなしのACID ver.10.5 を使用する。
プラグインスキャンの手順
- ACIDのプラグインマネージャー(最下側のタブまたは、メニュー:表示-プラグインマネージャー)を選択
- プラグインマネージャーの上側アイコンからVSTの設定を選ぶ(一番右の関数アイコン)
- VSTフォルダを追加してスキャンボタンをクリック
- プラグインマネージャのツリーに、インストールしたVSTが表示されていることを確認
- カテゴリが間違っていることがあるので、VSTを右クリックして修正する
KORG nanoKONTOL2 をコントロールサーフェスとして使用
- 下記の nanoKONTROL2.xml をダウンロード
- nanoKONTROL2.xml
- [注] ACID 10ではnanoKONTROL2が上手く動作しない。前のバージョンではOK。
- C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\Sony\ACID Pro\バージョン番号\標準コントロール マップ\ の下に、nanoKONTROL2.xmlをコピー
- ACIDを起動
- ACIDのメニューより、[オプション] – [ユーザ設定…] を選ぶ
- MIDIタブをクリックし、「次のデバイスをMIDI入力に使用できるようにする」欄で、nanoKONTROL2 をMIDIポートとして選択し、適用ボタンをクリックする(MIDI出力指定は不要)
- 外部コントロール&オートメーションタブをクリック
- 使用できるデバイス=標準コントロール を選択し、追加ボタンをクリック
- アクティブなコントロールデバイス欄に、「標準コントロール」デバイスが表示されるので、これを右クリックして、ポップアップリストで「設定」を選択
- 標準コントロールの設定画面が開くので、開く…ボタンをクリック
- コピーしておいた nanoKONTROL2.xml を選んで、開くボタンをクリック
- 上記設定ファイルでは、下記の設定になっているので、必要に応じて変更
- MIDIチャネルは、3を使用
- 右端のフェーダーは、マスターフェーダーに割り当て
- プレビューフェーダー(ループのモニタ)への割り当てはない
- 同フォームのMIDI入力欄で、nanoKONTROL2 1 を選んで、OKボタンをクリック
- 上記設定ファイルでは、下記の設定になっているので、必要に応じて変更
- ACIDのメニューより、[オプション]-[外部コントロール]を選択して、コントロール サーフェスを有効にする
- nanoKONTROL2をCCモードで起動して使用
Roland A-PROをコントロールサーフェスとして使用
- 下記の A-PRO.xml または A-PRO-2021.xml をダウンロード
- A-PRO.xml (上記でダウンロードしたA-PRO設定を使用する場合, ACID 7用)
- A-PRO-2021.xml (Ability 3.0以降に付属のA-PRO設定を使用する場合, ACID 10用)
- C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\MAGIX\ACID Pro\<バージョン番号>\標準コントロール マップ\ の下に、A-PRO(-2021).xml をコピー
- ACID Ver.7.0以前は、C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\Sony\ACID Pro\<バージョン番号>\標準コントロール マップ\ の下
- ACIDを起動
- ACIDのメニューより、[オプション] – [ユーザ設定…] を選ぶ
- MIDIタブをクリックし、「次のデバイスをMIDI入力に使用できるようにする」欄で、A-PRO 1とA-PRO 2をMIDIポートとして選択し、適用ボタンをクリックする(MIDI出力指定は不要)
- A-PROは2個のMIDI出力ポート(A-PRO 1とA-PRO 2)を持っているので、キーボードの情報(ノートやベロシティ)をA-PRO 1から取得し、コントロールサーフェスの情報をA-PRO 2から取得する。ここでは、キーボードの情報を出力する A-PRO 1 を設定する
- 外部コントロール&オートメーションタブをクリック
- 使用できるデバイス=標準コントロール を選択し、追加ボタンをクリック
- アクティブなコントロールデバイス欄に、「標準コントロール」デバイスが表示されるので、これを右クリックして、ポップアップリストで「設定」を選択
- 標準コントロールの設定画面が開くので、開く…ボタンをクリック
- コピーしておいた A-PRO.xml または A-PRO-2021.xml を選んで、OKボタンをクリック
- 上記設定ファイルでは、下記の設定になっているので、必要に応じて変更
- MIDIポート=A-PRO 2, MIDIチャネル=1 を使用
- HOLDボタンは、曲の先頭に戻る
- A1~A8は、チャネルRECボタン
- B1~B4は、トラックのシフト
- プレビューフェーダー(ループのモニタ)への割り当てはない
- 上記設定ファイルでは、下記の設定になっているので、必要に応じて変更
- 同フォームのコントロールサーフェス用入力ポートの設定で、A-PRO 2 を選んで、OKボタンをクリック
- [重要] ACIDのメニューより、[オプション]-[外部コントロール]を選択して、コントロール サーフェスを有効にする
Behringer X-TOUCH MINIをACIDのコントロールサーフェスとして使用
- 下記のACID用コントロールマップをダウンロード
- C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\MAGIX\ACID Pro\<バージョン>\標準コントロール マップ\ の下に上記ファイルをコピー
- X-TOUCH MINIをUSB接続する(X-TOUCH Editorは終了したことを確認)
- ACIDを起動し、メニューより、[オプション] – [ユーザ設定…]
- ユーザ設定フォームのMIDIタブで、次のデバイスをMIDI入力に使用できるようにする欄で、X-TOUXH-MINIを選択
- 外部コントロール&オートメーションタブの使用できるデバイス欄で、標準コントロールを選択し、[追加]ボタンをクリック
- アク的ブナコントロールデバイス欄に、標準コントロールが表示されるので、これをダブルクリックして、標準コントロールの設定フォームを開く
- [開く…]ボタンをクリックし、先程保存したX-touch-mini_ACID.xmlを選択し、OKボタンをクリック
- 同フォームのコントロールサーフェス用入力ポートの設定で、X-TOUXH-MINIを選んで、OKボタンをクリック
- [重要] ACIDのメニューより、[オプション] – [外部コントロール] にチェックを入れる
操作は下図のとおり。

操作機能の配置はAbilitytとほぼ同じ。ただし、Abilityでは、トラックの順序を変更せずにX-TOUCHで操作するチャネルをシフトさせたが、ACIDでは、X-TOUCHのチャネルは現行せずに、トラックの順序が移動する。