KONTAKTのメモ

KONTAKTに読み込んだ音源のMIDI設定欄が表示されない件

音源によって、Outputs, MIDI Ch. の設定画面がトップに表示されるものと、表示されないものがある。表示されない場合は、○iマークをクリック。

キースイッチの色が消えた場合の対処

KONTAKTでいろいろ設定を変えていると、キースイッチの色が表示されなくなることがある。下記の設定を確認する。

  1. Options(歯車アイコン)- Interface – show mapping and keyswitches on keyboard のチェックを入れる

Abilityへのパラアウトの方法

KONTAKTの通常操作でパラアウトを作成し、複数の音源をAbilityに出力することができる。ただし、AbilityのVSTiストリップがステレオ1チャネル分しか作成されないため、個別にフェーダーが効かない。原因不明のため、当面はKONTAKTを複数立ち上げて使用。メモリの消費量は、音源を1個立ち上げると12GB程度、2個目以降は500MB程度の増加。(極端に多く立ち上げないかぎり、あまり問題にはならない)

標準操作の手順

  1. KONTAKTでOutputs画面(上部の3分割ウインドウのアイコン)を表示し、Presets/Batch Configurationボタン – Batch Functions – Clear output section and create one individual channel for each loaded instrument を選択
  2. 読み込んでおいた各音源に対応するOytputポートが作成される
  3. outputs画面上で、各outputポートのスライダーの下に表示されている出力先(+0.0の下)をクリックして、出力先を設定
  4. (Presets/Batch Configurationボタン) – Save current output section state as default for – All formats を選択
  5. Abilityから起動したKONTAKTを全て終了し、KONTAKTを再読み込み
  6. KONTACTのOutputとMIDI Ch.を設定する(KONTAKTに読み込んだ音源のMIDI設定欄が表示されない場合の項目を参照)
  7. AbilityのMIDI Ch.をKONTAKTと合わせる

ダブルトラック音源の使用方法

Celemony Melodyneを使ってダブルトラックの作成が可能だが、一旦、音声データにする必要がある。Prominy V-Metalなどのダブルトラック音源を使えば、MIDIデータをそのままダブるトラックにすることができる。KONTAKTでダブルトラック音源を使用する場合は、下記の設定を行う。

  1. ダブルトラック音源を読み込むと、KONTAKTのOutputs画面(右上歯車の隣のアイコン)に、2チャネンル分のチャネルネーム(例:st.1, st.2)が表示される
  2. 各出力ストリップの下部(+0.0の数字の下)に表示されている、物理アウトプット(1|2など)をクリック
  3. Physical Output欄をクリックしてst.1を両方とも、左チャネルに割り当て、st.2を両方とも右チャネルに割り当てる
    • 各トラックに別のエフェクトを適用するためには、ミキサのPINコネクトを使用。ミキサにPINコネクト機能がない場合は、エフェクタ側で入力を選択。
    • 両トラックに同じエフェクトを適用する場合は、エフェクトの入力設定でステレオを選ぶ。通常は、入力をステレオに設定すると、ステレオ処理モード(入力~出力までステレオ処理)が起動される。

KONTAKTの音が数秒で止まる問題

Audioインターフェースのサンプリングレートを96kHz以下に下げる。192kHzに対応していないライブラリがある(例:KompleteライブラリのCubaなど)。KONTAKT自体は、192kHzに対応しているが、ライブラリによっては対応しない。ややこしいことに、最初の数秒だけ再生されるという、おかしな現象が観測される。