LabVIEWクイックスタート

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複数の計測器を組み合わせたり、測定パラメータを変化させながら手作業で電子計測を行うのは非常に面倒です。人為的誤差が入らないようにするためには、測定を自動化する必要があります。本ページでは、自動測定システムの開発および実行環境として普及しているLabVIEWの使い方を、簡単なC-VやI-V測定の実施例により説明しています。LabVIEWを研究開発で利用する場合は有料です。非商用&&非学術目的の場合は、LabVIEW Community Editionという無料サブスクリプションがあるようです。

[注意] 計測器は原則として電源投入後に一度初期化を実行してから、設定し直すか保存しておいた設定を呼び出してください。LabVIEWの場合は、計測開始直後に初期化命令を実行するようにプログラムします。前の測定時の設定が残ったままでは、正しい計測はできません。また、前の測定時の設定により、大信号出力に設定された計測器と微小入力(高感度)に設定された計測器を接続した場合、計測器が破損します。スペアナやネットワークアナライザは弱いので注意してください。

Contents

  1. 計測器とPCの接続
  2. 計測器ドライバ
  3. LabViewの操作概要
  4. C-V測定の記述
  5. C-V測定の実行
  6. I-V測定の記述
  7. I-V測定の実行
  8. DC特性の測定例
  9. エレクトロメータの測定例
  10. DC消費電流の測定例
  11. Tips
    1. 測定データのファイルへの保存
    2. 測定結果の経過をグラフに表示させるには
    3. フラットシーケンスの使い方
    4. IVIドライバのLabViewへのインポート
    5. LAN接続計測器の制御

Copyright © 2010 Akio Kitagawa, MeRL(Microelectronics Research Lab.)

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