人気が高い回路シミュレータにLTspiceとNgspiceがあります。Ngspiceは、Verilog-Aや高周波解析に対応していて高機能です。一方、LTspiceは、コマンド(SPICEディレクティブ)を回路図上に表示するなど、初心者に親切です。また、LTspiceのソルバーは、アルゴリズムの選択が可能で、収束性も優れていると言われています。実測はしていませんが、スイッチング電源や離散時間アナログ回路のシミュレーションをしてみると、確かに速いように感じます。
検索すれば、これらの優れた解説ページやブログがたくさん見つかるので、いまさら解説ページを作成する意義は小さいのですが、講義のシミュレーション演習や自宅での学習に便利なLTspiceについて、忘れやすい事項やちょっとしたノウハウについて参照するためのメモとしてまとめておきます。
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